【助産師監修】妊娠中に温泉やプールの予定がある方へ!注意する点とは

温泉,プール
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こんにちは!スタッフのyuiです。

私は妊娠中、子供が生まれる前にと温泉旅行へ行ったのですが、行く前に妊娠中の温泉は控えた方がいいのかなと心配になったことがありました。

結局、担当の先生に許可をもらい温泉旅行に行き、問題もありませんでしたが実際に公共のプールや温泉などに「妊婦は控えた方がよい」という注意書きを見かけることもありますよね。

実際のところはどうなんでしょうか。今回は、妊娠中の温泉やプールに入るときの注意点についてお伝えします。

妊娠中も体の負担がかからなければOK!?

妊婦,マタニティ

妊娠中でも温泉やプールに行っても大丈夫!?

妊娠中の温泉やプールについてですが、特に問題はありません。

 

むしろ、プールでのマタニティビクスは、水の浮力により体が軽くなるので、妊娠中にも無理のない範囲で行える運動です。

 

以前までは温泉法と呼ばれる法律で、妊娠中の温泉は禁忌に指定されていました。

しかし、近年の調査により、温泉そのものが妊娠中の体に悪い影響を与えるという根拠がないことが明らかになりました。

とはいえ、妊娠中は体の負担をかけないように、温泉での長湯やプールでの激しい運動は控えることが大切です。

 

また、サウナや岩盤浴などは高温でのぼせや脱水が起こりやすいので、避けた方がよいでしょう。

妊娠何ヶ月から入ってもいい!?

健康な妊婦さんの場合に限り、妊娠初期と後期でなければ、特に問題ありません。安定期をすぎてからがおすすめです。

妊娠初期は流産のリスクがあるため、安定期に入るまでは長距離の移動やプール・温泉にはいることは避けましょう。

後期はお腹が大きくなり、体に負担がかかりやすくなります。また、なにかの拍子に破水する可能性も高くなるので避けましょう。

心配な方は担当医に相談して

『安定期にはいったけど、心配・・』という方は、担当医に相談して許可を得ると安心でしょう。

また、行く予定のある温泉やプール付近の病院をあらかじめ調べておいてもいいでしょう。

 

妊婦さんが温泉やプールに入る時に注意することは!?

妊娠中の温泉やプールに入るときには以下のことに気をつけてください。

長時間入らないこと

妊娠中は赤ちゃんに栄養を送るため、普段よりも血流がよくなっています。

そのため、お風呂や温泉に入ると、体が温まることと、水圧によって血流がよくなりのぼせやすくなります。

のぼせてふらついてしまうとバランスを崩して転倒してしまうこともあるので、無理のない範囲で温泉を楽しむようにしましょう。

 

プールも同様です。

プールでの適度な運動などは妊娠中にもおすすめですが、長時間入っていると体に負担がかかります。適度に休憩をいれて楽しむようにしましょう。

また、休憩時には体が冷えてしまわないように羽織やタオルなどを用意しておきましょう。

転倒に注意すること

妊娠中の温泉やプールで注意したいのが、転倒です。お腹が大きくなってくると足元が見えづらく、体のバランスを崩しやすい状態にあります。

また、入浴することで血圧が変動し起立性低血圧など温泉から立ち上がった瞬間に立ちくらみ・めまいなどを引き起こすこともあります。

立ち上がったりする際は、1度お湯から体を出して座り、一息休憩してから立ち上がる、手すりを持ってゆっくり動くなど、急な動作を行わないように注意しましょう。

温泉やプールなどは床が濡れていることが多く、転倒してしまうと切迫流産などの原因になることがあります。十分にきをつけましょう。

一人で入らないこと

転倒してしまったり、何かがあった時にサポートしてくれる人がいると安心でしょう。

温泉の場合は家族風呂や貸切風呂で家族や友人と一緒に入ると安心です。

 

また、温泉宿に泊まる場合は予約時にあらかじめ妊娠中であることを伝えておくと良いでしょう。

感染に注意する

プールや温泉・銭湯など大勢の人が利用している公共の場では、感染のリスクが生じることを留意しましょう。

公共施設のイスやタオルを介してウイルスに感染する可能性は低いですが、ゼロではないです。

血液がついている椅子は使わない、清潔でない椅子は避ける、公共の椅子には自分のタオルを敷いて直接自分の粘膜に当たらないようにするなどの対策が必要です。

タオルは個人用のものを持って行って使用するようにしましょう。

また、レジオネラ菌対策のされている温泉を利用するようにしましょう。

無理は禁物

妊娠中に温泉やプールを利用する場合は、体に無理のない範囲で行うようにしましょう。

特に、温泉やプールでは脱水が起こりやすくなるので、前後で水分補給をしっかり取ることが重要です。

また、出血があったり、お腹が張っている、胎動が少ない感じがするなどの症状がある時は温泉・プールは避けるようにしましょう。

また、温泉に入っている途中でそのような症状が見られた際はすみやかに入浴・プールを中断し、最寄りの病院に相談するようにしてください。(病院に行く前はあらかじめ電話で相談してから向かうようにしましょう)

しっかり準備して楽しもう

温泉,プール

実際に温泉やプールへ行った人たちの声

妊娠7ヶ月のときに温泉旅行に行きました。

あらかじめ宿周辺の産婦人科や救急病院を調べて行きました。

周りの目も気になったので貸切風呂がついた旅館をとったのですが、移動で負担がかかったのかお腹が張り、ずっと部屋で休んでいました・・。

旅行を検討している方は自分を過信しないで安全の対を万全に行くことをおすすめします!

上の子が二人いるため、夏に遊びに連れて行こうと家族でプールにいきました。

周りにも小さい子が多く、足元が悪い中でぶつかったりしたら怖いなあとヒヤヒヤしていました。

何事もなく家に帰れましたが1日いろんなところで気を使っていたので疲労感がはんぱなかったです。

妊娠中の運動のために、マタニティスイミングのコースがあるプールへ行っていました。

妊婦さん向けなのできちんとサポートもしてくれて安心できました。

運動は気分転換もなりますし、腰痛にも効果的でした!

 

事前に準備しておくことは!?

心配が多い温泉やプールですがあらかじめ準備しておくことで妊娠中でも楽しむことができたり、心配を解消することができます。お腹の赤ちゃんのためにもしっかり準備しておきたいですね。

  • しっかりとプランを決める

旅行にあわせて温泉やプールに行く場合は無理のないプランを決めて出かけるようにしましょう。

あらかじめ余裕のあるプランを組んでおくことで気持ちにも余裕ができますよ。

  • 宿や施設に確認しておく

なかには妊婦さんお断りの温泉宿や施設もあります。

また、あらかじめ伝えておくことで何かあったときに対応してもらいやすくなります。お出かけのプランを決める時にしっかり確認したり、妊婦であることを伝えておくと安心です。

  • 医療機関を調べておく

利用する宿や施設周辺の医療機関を調べておきましょう。何かあってから調べては遅いですし、そんなことを想像するだけでも不安になりますよね。

調べた医療機関の場所や電話番号はすぐに使用できるように控えて、自分だけではなく同行者にも共有しておきましょう。また、念のため近辺のタクシー会社を調べておくのもおすすめです。

まとめ

温泉,プール

妊娠期間中の温泉やプールは、時期にもよりますが健康な妊婦さんであれば体に無理のない範囲で行うことができます。

妊娠中の温泉やプールに不安がある人は、担当医に確認してみてください。

監修者
上原沙希
上原沙希
フリーランス助産師 上原沙希 福岡県出身。

東京女子医科大学病院MFICU、千葉の産婦人科クリニック、グループホーム等での経験を得て

病院の中だけでは救えない命が世の中には沢山あること、子育てや家族、女性の多くの問題は病院の中ではなく、それぞれの日常の中で起きていることに気づく。

ボーダーレスに多くの人を救いたいという思いでまず英語力習得のためヨーロッパ留学を経験した。

今後はボーダーレスな活動として、国籍や年齢、性別関係なく、食生活アドバイザーの資格や、助産師の知識を活かして「知ってもらう」活動に力を入れて行きたいと思っている。
著者
こころからだあんしん マガジン編集部
こころからだあんしん マガジン編集部
こころからだあんしんマガジン編集部では、妊娠中から産後の体の悩みや子育てについての情報発信をしています。
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