【助産師監修】世界中に伝わる妊娠中に食べると良い縁起の良い食べ物とは?

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こんにちは!
こころからだあんしんマガジン編集部のyuiです!

先日、キャサリン妃が妊娠中のつわり時にジンジャー(生姜)が入ったクッキーを食べたというニュース記事を見かけました。

なんと、英国ではジンジャー(生姜)がつわりに効くといわれているようです。

以前の妊娠時はジンジャークッキーがつわりの特効薬になっていたそうですが、今回のつわりは症状が重たく、それほど効果を感じられなかったそうです・・。

妊娠中の体質って毎回変わったりするので不思議ですよね!

また、国によって妊娠中に勧められる食べ物があるのって面白いですね。

調べて見ると「つわりに効く」というものから「生まれてくる赤ちゃんの肌が白くなる」「羊水が綺麗になる」というものまで・・!

今回は海外で伝わる妊娠中に食べると縁起がいいといわれているもの紹介します!

 

香港では妊娠中に子供の肌が白くなるようにと○○を食べる!?

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なぜ香港では、○○を食べるの?妊娠中に必要な栄養はある?

香港では「肌が白くなるように」と白いものを食べる風習があるため、豆腐や鶏肉を食べるそうです。

ちなみに、豆腐や鶏肉には赤ちゃんの発育においても欠かせないタンパク質が多く含まれています。

1日に推奨されているタンパク質量は体重1キロに対して1〜1.4gなので、体重50キロの女性の場合は50~70gのタンパク質を1日に摂ることが理想です。

妊娠中の場合は赤ちゃんの成長に合わせて必要量が増えていくため、後期には+25gのタンパク質が必要になります。

豆腐や鶏肉に置き換えてみると・・

  • 豆腐1丁で約20gのタンパク質
  • 鶏肉100gで約15〜25gタンパク質

と、結構な量を摂取する必要があることがわかりますね。

豆腐は妊娠中のうつ症状の予防にも有効?

女性は、女性ホルモンのエストロゲンの急激な変化によって、脳のバランスが崩れて、うつ病を発症しやすくなると言われており、

特にエストロゲンが急激に低下する出産後やエストロゲンの分泌が減少する更年期にうつ病を発症しやすくなります。

しかし、妊娠中の総大豆製品、豆腐、豆腐製品、納豆、大豆煮物、みそ汁などのエストロゲンに似た効能のあるイソフラボン摂取により妊娠中のうつ症状を予防できる可能性があることが研究成果によって分かったそうです。

https://www.ehime-u.ac.jp/data_relese/data_relese-34655/

アメリカではつわり対策に○○を食べる!?

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なぜアメリカでは○○を食べるの?

アメリカでは妊娠中にジンジャエールとクラッカーを食べる風習があるようです。

ジンジャエールのような炭酸飲料は飲むとげっぷが出て胃がすっきりするのかもしれません。

クラッカーは食べると胃液を吸収してくれるため、吐き気が緩和するとのこと。

 

つわりがつらい人はジンジャエールとクラッカーを組み合わせて食べるそうです。

ちなみに、クラッカーは塩がついているものの方がつわりに効くそうです。

医薬品並みの効果!?生姜はつわりを軽減させることが明らかに!

実はジンジャー(生姜)が医薬品と同じくらいつわりに効くことが妊婦さん291人が参加した臨床実験で確かめられたそうです。

実験では、吐き気や嘔吐のつわりの症状に悩む妊娠初期の妊婦さんが参加しました。

つわりの症状を軽くする効果が認められているビタミンB6生姜を飲んでもらい、つわりの重さ(吐き気、嘔吐、空吐きの回数などで評価)比較。

3週間行い、実験結果では生姜が53%、ビタミンB6では55%の妊婦さんのつわりの症状がよくなったと報告されました。

これにより、生姜にはつわりの治療薬として病院で処方されているビタミンB6と同じくらい効果があることがわかったのです!

https://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/hotnews/archives/303846.html

タイでは妊娠中に肌が綺麗になるようにと○○を飲む!?

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なぜココナッツジュースを飲むの?

タイでは肌が綺麗になるようにとココナッツジュースを飲む風習があるようです。

根拠はないそうですが、妊娠するとココナッツジュースを飲むらしいです。

しかし、栄養たっぷりなココナッツジュースは妊娠中にぴったりかもしれませんね!

ココナッツジュースに含まれる栄養は?つわりにも効く!?

ココナッツとは、熱帯地方に自生する「ココヤシ」になる果実のこと。

ココナッツウォーターは、まだ成熟していないココナッツの果実の種子の中液状胚乳のことミネラルや電解質を多く含んでおり、「天然のスポーツドリンク」とも呼ばれているそうです!

また、肥満予防や体脂肪の減少につながると効果が期待できるといわれている中鎖脂肪酸(ラウリン酸)が多く含まれています。

そして中鎖脂肪酸を摂取するときに生成されるケトン体という物質には、老化の原因といわれている活性酵素を除去する作用があるといわれています。

ココナッツジュースは肥満防止にも!

ココナッツウォーターは低カロリーで脂質もほとんど含まないので、ダイエットドリンクとしても人気を集めています。

妊娠中は体重が増えすぎてしまうと、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病などのリスクが高まるため、体重管理は大切です。

そんな妊娠中に栄養価が高いのに脂質が少なくカロリーも低いココナッツジュースは体重管理のためにもおすすめです。

ブラジルでは妊娠中に羊水が綺麗になるようにと○○を飲む!?

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なぜココナッツジュースを飲むの?

ブラジルでは、羊水が綺麗になるようにとココナッツジュースを飲む風習があるようです。

こちらも実際に根拠はないそうですが、ブラジルの街にはココナッツジュースのお店があり、新鮮なココナッツジュースが売っています。

手軽に手に入ることも妊婦さんがココナッツジュースを飲むという理由のひとつかもしれません。

おすすめの飲み方は?

ココナッツは南国の果物です。暖かい地域で育った食べ物には、体内の熱を冷ます性質があるため、体を冷やすといわれています。

冷えたココナッツジュースを飲むと必要以上に体を冷やしてしまう可能性があるため、妊娠中にココナッツジュースを飲むときは常温で飲むようにしましょう。

韓国では妊娠中にお母さんに必要な栄養のために○○を飲む!?

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なぜわかめスープを飲むのか?

韓国では、お母さんの栄養補給のためにわかめスープをよく飲むそうです。

わかめには授乳で失われるカルシウム、便秘になりやすい産後に役立つ食物繊維、赤ちゃんの正常な成長に必要な栄養素である葉酸など、お母さんに必要な栄養が豊富に含まれています。

また、韓国では誕生日にわかめスープを飲む風習があります。

これは産後にお母さんがわかめスープを飲んでいたことから、誕生日にはお母さんに感謝の気持ちをこめてわかめスープを飲むようになったそうです。

ちなみに…韓国といえばキムチ!妊娠中は控えるの?

韓国といえばキムチが有名ですよね。

辛くて刺激が強いため、妊娠中は制限するのかと思いましたが、韓国では妊娠中でも変わらずキムチを食べるようです。

韓国ではNGとされていませんが、キムチは塩分も高く血圧が上がる可能性があるので食べるときは注意が必要です。

中国では妊娠中に美容で有名なアナツバメの巣を食べる!?

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なぜアナツバメの巣を食べるの!?

中国では、富裕層の間でアナツバメの巣は妊婦さんに良いといわれ、習慣的に食べたり、妊娠祝いとしてプレゼントすることが多いようです。

というのも、アナツバメの巣にはお母さんにもお腹の赤ちゃんにも良い栄養ばかり含まれているから!

アナツバメの巣と日本のツバメの巣って違うの!?

日本の家の軒先などにできるツバメの巣と栄養たっぷりのアナツバメの巣は種類が違います。

アナツバメは、東南アジアのジャングルを中心に生息しており、(中国では摂れません。)一時期は乱獲が盛んとなり、絶滅危惧種になるくらいの希少性の高いツバメの一種です。

日本のツバメは、オスの唾液と草などを混ぜて作っていきますが、アナツバメの巣は、オスの唾液のみで作られる巣のため、透明・白色で弾力性の高く、また生息地が自然豊かなジャングルのため、食生活においても、空気においても、環境においても整っているため、栄養価が高いと言われています。

アナツバメの巣に含まれる栄養『シアル酸』とは!?

ツバメの巣に豊富に含まれるとして有名なシアル酸には免疫力を高めたり、ウイルスの感染を防ぐ役割があります。

妊娠中は免疫力が下がったり、市販薬が飲めなくなるので、シアル酸は妊娠中に積極的に撮りたい栄養です。

シアル酸含有量の比較 シアル酸の量(mg/100g)
ヒトの唾液

5

ローヤルゼリーの原料 50
ツバメの巣 10,000

他にも、ツバメの巣に含まれる上皮成長因子や細胞分裂を促す成分が細胞の成長繁殖を刺激します。

妊娠初期は胎盤の発育のために胚胎細胞が増殖する必要があるため、ツバメの巣の栄養はお母さんの体に必要な栄養を含んでいるといえます。

この記事のまとめ

妊婦,マタニティ

国によって妊娠中に食べる風習があるものは全然違うんですね!

日本ではつわり時にレモンや梅干しなどの酸っぱいものが欲しくなったり、つわりに良いと聞きますが、症状や効果を実感できるのは人それぞれ・・

もしかしたら人によっては海外で勧められている食材がしっくりくるかもしれません。
中には臨床実験によってつわり予防の効果が認められているものもありました!

特に医療先進国のアメリカの産婦人科では、
つわりが酷い方にビタミンB6の投与をしていたり、
日本以外の世界各国ではつわり予防で活躍しているのがビタミンB6。

日本でも、1日の平均摂取推奨量が成人が1.3mgの摂取に対して、
妊娠中は1.9mg、授乳中は2.0mgと厚生労働省も公表しています。

しっかりビタミンB6取れていないかな?と感じる方は、
つわり対策のためにビタミンB6を意識しても良いかもしれませんね。

ツライつわりのために考えられた葉酸サプリ

こころからだあんしん葉酸
つわり対策「葉酸」詳細はこちら⇒こころからだあんしん葉酸 公式サイト

こちらの葉酸サプリではビタミンB6が1.5mg配合されていますので、
食事との併用でちょうどよく摂取できます。
ビタミンC・E・B群、葉酸など妊娠継続に必要な栄養素も多く含まれています。

コロナ禍のヘルスケアとしては、この青汁がオススメです。

ゆるやか習慣
つわり対策「葉酸」詳細はこちら⇒ゆるやか習慣 公式サイト

この青汁に含まれるオーガニックレンコンは、JR九州の豪華観光列車ななつ星に選ばれたレンコンを使用しており、
レンコンに含まれるネバネバ成分で粘膜を保護する働きがあります。

喉が痛いなど風邪の引き始めには、このゆるやか習慣をヨーグルトなどに入れて食べると翌朝スッキリしたりします。

レンコンは熱に弱いので、本当は生食がいいのですが、新鮮なレンコンじゃないと美味しくない…(T_T)
ゆるやか習慣のレンコンは、高級レンコンを収穫して、すぐに乾燥・粉末にしていて、
乾燥すると1/10になるので、1日だけでも結構な量のレンコンを食べることに。

食物繊維が豊富なのでお通じにもよくて、
コロナ禍での妊娠で心配な日々を送っている方はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

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※無料アプリなので、機能面はあまり期待しないで下さい。