頭皮がチクチクした感じがして何気なく触れると、何かがこびりついたような手触りで、気が付くと肩やテーブルの上に細かいフケがポロポロと。以来、今まで以上に毎晩ゴシゴシとシャンプーをしたり、フケやかゆみに効果のありそうなシャンプーをいろいろと試したものの、 頭皮の乾燥やかゆみが気になるばかり。
寝ている間も無意識のうちに掻いていたみたい。頭皮の乾燥やフケ、かゆみなどのトラブルが起こる原因は、頭皮の皮膚常在菌に関係しているらしいことを美容師のみさとさんは教えてくれた。
私たちの身体は1兆個ものさまざまな常在菌が共存した弱酸性の状態で、健康な頭皮は善玉菌を中心とした常在菌がバランスよく活動してバリア機能が整った頭皮環境を保っている。
しかし、シャンプーの大半はアルカリ性。1回のシャンプーでも頭皮の常在菌の9割以上が洗い流されて、アルカリ性に傾き、潤いが失われた状態に。元の数に戻るのに12時間もかかる。
改善しようと頻繁なシャンプーやゴシゴシ洗い、洗浄力の高いシャンプー剤の使用が続くと、善玉菌の力が弱まって悪玉菌が優位になり、頭皮のバリア機能が低下。外的刺激を受けやすくなることでかゆみが起こり、またターンオーバーが乱れて未熟なまま剥がれ落ちることでフケが起こりやすくなるのだ。
本当は頭皮が荒れた時はシャンプー剤を使わず湯シャンの方が望ましいそうだが、毎日となると実践しにくい。だからこそ毎日のシャンプー選びにもこだわりたいところ。
と渡されたのが、なんと
乳酸菌コスメはここ最近見かけるようになったが、この「ここラボスカルプケアシャンプー」は赤ちゃんからお年寄りまで安心して使えるよう、頭皮へのやさしさにこだわって開発されたのだとか。
アミノ酸系洗浄成分がベースで、ほどよい洗浄力で頭皮に必要な潤いや油分は守りながらやさしく洗い上げる。特筆なのが、人の肌と相性の良いヒト由来乳酸菌を配合していること。洗いながら頭皮に善玉菌を補うことで弱酸性の健やかな頭皮環境に整えてくれる。
さらに「ここラボスカルプケアトリートメント」はトリートメントにしては珍しくシリコンフリー&カチオン界面活性剤フリー。「ヒト由来乳酸菌など2種類の乳酸菌を配合しており、頭皮や髪へのダメージや皮膚への刺激を抑えながら、頭皮や髪に善玉菌を補って修復する設計で、荒れやすい敏感肌にも安心。
頭皮に優しいシャンプーやトリートメントなのですが・・・
シャンプー後に保湿をしないことは、洗顔後に保湿をしないことと同じらしい。そんな状態を何年もさせてたなんて申し訳ない気持ちに。シャンプー後は「ここラボスカルプセラム」で保湿が必要不可欠だ。
使い始めて2週間。オーガニックティートゥリーの香りにも癒される。頭皮の乾燥が改善されたのかピリッとしたかゆみがなくなり、フケも出なくなってきた感じ。シリコンやカチオン不使用なのに髪がきしむこともなく、乾かすと根元からサラサラ、ふんわりとした仕上がりに。何よりもこれに変えてから肩や背中が荒れることがないのが、肌の弱い私にはうれしい。
そしてなによりもスカルプセラムをはじめてから頭皮に潤いを感じるようになり、フケのポロポロは見事になくなった。
頭皮は顔以上にデリケートな部位だからこそ、刺激の強い余計な成分は使わずやさしさにこだわったスカルプケア。敏感肌の方はもちろん、健やかな髪を生やし、育てるための土台づくりにぜひ試してみては。
本記事は、個人の感想であって、効果を保証するものではありません。