妊娠経験のある女性の9割が経験したことのあると言われている『つわり』
私も第一子を妊娠したときに初めてつわりを経験しましたが、原因のわからない吐き気や眠気、だるさに戸惑い布団から出られない日を過ごしていました。
匂いにも敏感になり、ゴミを出しに行く途中で何度も嘔吐したり・・
今こうして具体的な出来事を思い出すとつわりの感覚を思い出して気持ち悪くなるほど、つわりはトラウマな存在です・・苦笑
つわりの症状には個人差があり、中には入院に至ってしまう方もいます。
また、二人目や三人目の妊娠中は上の子のお世話もあり、なかなか休むことができず余計にしんどい思いをしてしまうことも。
つわりが少しでも軽くなれば、自分のためにも赤ちゃんのためにもなると思います。
つわりの辛さを少しでも軽減させて、快適なマタニティライフを送りましょう!
目次
妊娠中に起こるつわりとは!?
妊娠初期に現れる『つわり』って何?
『つわり』とは妊娠中に気分が悪くなったり、吐き気、食欲不振、眠気などの症状があらわれること。
さらに重症化して、一日に何度も嘔吐するほか、水分や食事がとれずに体重が減少して脱水症状になるなど、全身の状態に障害が見られると“妊娠悪阻”と診断され、点滴治療や入院が必要になることもあります。
妊娠するとほとんどの人が経験するといわれており、女性の健康情報アプリ『ルナルナ』によるユーザーアンケートでは妊娠中につわりを経験した女性の数はなんと9割にものぼりました!
妊娠中のつわりの原因とは?
ほとんどの妊婦さんが経験するつわりですが、その原因はまだはっきりと分かっていません。
様々な原因が考えられますが
- 妊娠によるホルモンの影響
- 体の拒絶反応・防衛反応
- 自律神経の乱れ
- ビタミンB6不足
という仮説が挙げられています。
つわりの症状と経験者の声
つわりの症状は人それぞれと言われていますが、妊婦さんはどのような症状を訴えているのでしょうか。
つわりの時期は?症状は吐き気や眠気など人それぞれ
つわりの主な症状は
- 吐き気
- 嘔吐
- 匂いに敏感になる
- 食欲不振になる
- 眠気
といったことが挙げられます。
つわりの時期は主に妊娠初期の3、4ヶ月から症状を訴える方が多く、5ヶ月過ぎからおさまってくるといわれます。
つわりが悪化するとどうなる!?
つわりの症状がひどいと動けなくなったり、食事するのも億劫になってしまいますが、赤ちゃんのためにも栄養と水分はしっかり摂るように心がけましょう。
病院で糖分や電解質の入った点滴を打ってもらうことで症状が緩和されることもあるので、症状がひどい方は相談されるとよいでしょう。
体重が3キロ以上減ったり、ふらふらして少しも動けない場合などは、入院が必要になることもあるので病院で診察してもらうようにしましょう。
ある栄養素をとることで症状が軽くなる!?
ビタミンB6がつわりに有効であるという報告がありますが、ビタミンB6だけでなく、マルチビタミン(ビタミンA、B1、B6、B12、C、D、E、葉酸など)を妊娠前から摂取するとつわり症状の予防になるという報告もあります。
一人目でつわりがひどかった方は、妊娠(二人目、三人目)を考えた時からサプリメントを使ってビタミンを補っておくと、つわりを緩和できるかもしれません。
少しでもつわりを軽くして快適なマタニティライフを!
つわりを紛らわせる方法4選!
つわりの症状があるときは“無理をしない”ことが鉄則ですが、つわり中でも気分転換に出かけたりしたいですよね。
その場しのぎでも、つわり中に実践することで症状を紛らわせられることを4つご紹介します。
- 外出時はマスクをつける
公共交通機関や、飲食店など、普段は気にならない匂いもつわりの時期には敏感に反応してしまいます。
外出時にはマスクを着用することをオススメします。
- 人と会うときは予め伝えておく
たまには友人とランチしたり、お茶をしたりと息抜きも必要ですよね。
そんなときは、予め相手につわりがひどいということを伝えておきましょう。
伝えておくことで、「匂いがダメだから香水はつけてこないでほしい」「混んでる場所は控えたいから遅めの時間に待ち合わせしたい」など、小さなことも頼みやすくなります。
- ガムや飴を用意しておく
これを食べると少しつわりの症状が紛れるというガムや飴があれば、いつでも口にできるように常備しておくといいかもしれません。
- サプリメントを持ち歩く
先ほど紹介したように、ビタミンB6が不足していることでつわりの症状がひどくなることがあります。
ビタミンは体内に蓄積されないため、積極的に摂取していく必要があります。つわりの時期は食べ物で摂取しようとするのも大変なのでサプリメントを賢く使うことをオススメします。
こころからだあんしんラボではつわり対策に考えられたサプリメントをご案内しています。もし気になった方はぜひ活用してみてくださいね。
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仕事をしながらつわりを乗り越える対策法
なかには出産まで仕事を続ける方もいますよね。
つわりが出る初期の頃はお腹も目立たず、周りの人からも妊婦さんだと気づかれることも少ないです。
安定期に入るまでは妊娠の報告を控える方もいますが、直属の上司には報告・相談しておくと安心でしょう。
育児をしながらつわりを乗り越える対策法
二人目を妊娠した場合は、育児をしながらつわりの時期を過ごさなければいけません。
一人目の時のように辛い時にずっと寝たり休んだりするわけにもいかないため、本当に大変だと思います。
自分のつわりの症状をよく把握して、症状に合わせて上の子との時間を過ごしていただきたいと思います。
例えば、ある二人目を妊娠中のお母さんは夕方から症状がひどくなるため、子供と公園へ行ったりお出かけするのは午前中に済ませ、午後のつわりの症状が出てくる時間帯は自宅でゆっくり過ごすようにして、上のお子さんと楽しく過ごしたそうです。
こんな感じに、つわりとうまく付き合いながら、上のお子さんとの時間も大切にできたらいいですよね。
みんなつわりを経験してママになっている
つわり経験者の声が集まりました
妊娠が発覚した頃から安定期に入るまでずっと吐き気がありました。食べたいものが偏るため食べたいものだけを食べていました。
起き上がっているのがつらくてずっと寝たきりで過ごしていました・・。枕元にはクラッカーやクッキー、飲み物を置いていました。
つわりがひどく食事もろくにとれない状態で採血をしたらふらふらになり、横になり休ませてもらったことがありました。
匂いがだめで、鼻も敏感になっていて吐いてばかりいました。
吐きすぎて喉も切れそうに痛かったり、分娩台に乗るまでずっと気持ち悪かった。だけど産んだ瞬間にすっきりして病院食が最高においしかった・・・!
スタッフが経験したつわり
私が経験したつわりの体験談も、だれかの参考になれば嬉しいです!
初めての妊娠時のつわりは、主に「食べづわり」と「眠りつわり」でした。
起きているときはずっと気持ち悪い状態が続いていましたが、嘔吐恐怖症のため吐いてスッキリすることができず、ひたすら食べてごまかしていました。
また、眠気がとても強く、布団から出ることが本当に辛かったです。当時は何もできない状態の自分に罪悪感や嫌悪感を感じていましたが、過去の自分に言いたいです。「十分頑張っているよ!!」と。
体の中に新しい小さな命が生まれて、その存在をお母さんは一生懸命守っているんですよね。罪悪感なんかじゃなく、むしろそんな自分を誇らしく思って欲しいくらいです。
そして二人目の時は育児しながらのつわり・・!
上の子のお世話をしていることで気持ち悪さが紛れることもありましたが、どうしてもきつく休みたい時に休めないことや、子供中心の生活に合わせないといけないこと(食事の時間など)が本当に大変でした。
まとめ
妊娠中、ほとんどの方が経験するつわり。
今回は簡単な対策方法を紹介しましたが、たかがつわりとは言っても、水分・栄養不足があまりにひどい場合には、脳に障害をおこしたり、エコノミークラス症候群をおこしたりして、命にかかわることもあります。
水分もとれないくらい症状が強い場合には、迷わず医師に相談しましょう。
つわりの時期、あまりに食事がとれないと、おなかの中の赤ちゃんがきちんと育っているか心配なお母さんも多いかもしれません。
でも、心配いりません。お母さんがつわりで多少食べられなくても、この時期の赤ちゃんの発育に影響を与えることはほとんどありません。
無理に食べて吐くのを繰り返すと、余計に体力を消耗してしまいます。
最低限、水分をとることを心がけて、あとは食べられるものを食べられるときに口にする程度でも大丈夫です。
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