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暑くなる季節に注意したい!妊婦さんの夏バテを予防する方法
梅雨が明けるとやってくる夏の暑い季節。人によっては、毎年夏になると夏バテになってしまうという人もいるのではないでしょうか。おなかに赤ちゃんがいる妊娠中は、しっかり栄養を取って夏を乗り越えたいですよね。そこで今回は、夏に意識して行いたい夏バテ対策について紹介します。
夏バテの原因や症状は?
高温多湿の季節による発汗の異常や、熱帯夜による睡眠不足、温度差による自律神経のコントロールがうまくいかなくなるときにひとは夏バテしてしまいます。特に、夏の暑い時期は、体温の調節のために体に大きな負担がかかります。夏バテの具体的な症状には、次のようなものがあります。
- 体がだるい
- 疲れを感じて、やる気が起こらない
- 食欲の低下や吐き気
- 頭痛
など
妊娠すると、体温が0.3~0.5度上がるため、いつもより暑く感じる人もいるでしょう。実際に、妊娠中は体温調節がうまくいかないために、体が脱水症状を起こしやすく、夏バテを引き起こしやすくなります。妊娠中に夏バテを予防するためには、予防対策を行うことが大切です。
夏バテの予防対策
暑い夏の時期に起こる夏バテを予防するには、毎日の生活習慣を整えることが大切です。妊婦さんさ、夏に意識して行いたい夏バテの対策は以下のようになります。
・栄養のある食事を取る
気温が高いと食欲が低下して、ついつい軽い食事ばかり取ってしまう人も多いのでは?夏バテを予防するためには、タンパク質の食品や野菜など栄養のある食事をしっかり取るように心がけましょう。特に、汗をかきやすい夏は、水分、ミネラルが失われやすいので、しっかり補給することが大切です。
・温度差に気をつける
現代では、屋内が冷房完備となっているところが多く、外との温度差が大きくなることがあります。急激な温度差は体の負担になりやすいので、屋内の温度設定を冷やし過ぎないことが大切です。
・睡眠をしっかり取る
体力を維持するためには、栄養だけでなく睡眠を取って、休息を取ることも大切です。特に、熱帯夜は眠りの質が落ちるので、十分な睡眠が取りにくいことがあります。暑い夜は、室内の温度設定だけでなく、汗の吸湿のよい寝具を選んで、快適に眠れるようにしましょう。
まとめ
夏バテを放っておいてしまうと体力や免疫力が落ち、夏風邪や睡眠障害、食欲不振などに繋がってしまいます。長引かせないためにも、しっかり予防して行きましょう。