デリケートゾーン(陰部)のかゆみの原因・正しいケア方法・おすすめのデリケートゾーンケアクリームを紹介

デリケートゾーンケア
eri
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こんにちは、こころからだあんしんマガジン編集部のeriです。
デリケートゾーン(陰部)のかゆみを気にしている女性が多いのだとか。
人には言いにくい悩み事だから表面化しにくいのですが、
実は女性の約7割がデリケートゾーンに何らかの悩みを抱えているそうです。

理由としては、いろいろと考えられるのですが、デリケートゾーンがムズムズかゆいと、仕事や家事に集中できなかったり、夜もかゆみが気になって眠れなかったりして嫌なものですよね?

そこで、今回はデリケートゾーンのかゆみの原因や、効果的なケア方法をご紹介いたします。

デリケートゾーンのかゆみの原因

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デリケートゾーンのかゆみの原因は汗やムレによる場合も多いですが、人によって他にもさまざまな要因が考えられます。ここでは注目すべき3つの原因を探ってみました。

デリケートゾーンのかゆみの原因1:感染症

デリケートゾーンのかゆみの原因としてまず考えられるのは、感染症によるものです。
感染症は雑菌やウイルスなどの病原菌に感染することで起こります。トリコモナスやクラジミア、淋菌などさまざまな病原菌があるなかでも、デリケートゾーンのかゆみの原因として主に考えられるのが、膣内のカンジタ菌という真菌(カビ)によって起こる「膣カンジダ」です。腟カンジダは女性の約5人に1人が経験すると言われています。

デリケートゾーンにはたくさんの皮膚常在菌がすんでいますが、実はカンジタ菌も膣内にいる常在菌の一種なのです。膣にカビがいるの!?と驚くかと思いますが、カンジタ菌自体は普段悪さをしないので問題はありません。

しかし、疲労やストレスなどによる免疫力の低下、抗生物質の使用による常在菌バランスの崩れ、妊娠や更年期に伴うホルモンバランスの乱れによって異常に増殖することでかゆみを引き起こします

カンジダの症状としては、陰部に発赤やただれ、紅斑が点状に表れて、腟の中やその周辺がかゆくなります。おりものも普段と異なり、酒粕やカッテージチーズ状の白いおりものが多くなるのも特徴です。

同じデリケートゾーンのかゆみでも、おりものの色が黄色や灰色っぽい、形状が水っぽい、ニオイが強烈…などの場合は、別の感染症の恐れがあります。

デリケートゾーンのかゆみの原因2:かぶれ

デリケートゾーンのかゆみの原因として次に考えられるのは、接触性皮膚炎(かぶれ)です。

ナプキンやおりものシート、下着などがデリケートゾーンに触れた刺激によって、皮膚が炎症を起こした状態です。赤いブツブツができてかゆみを伴い、炎症がひどい場合だとただれが起きるのが特徴です。

デリケートゾーンは全身のなかでもバリア機能が弱く、経皮吸収率が一番高いとされています。腕の内側の皮膚の吸収率を1とした場合、デリケートゾーンはなんと約42倍も吸収率が高いのだとか。それだけ外的な刺激による影響を受けやすくなっているのです。

デリケートゾーンのかゆみの原因3:洗いすぎ

デリケートゾーンのかゆみが気になると、汚れが原因だと思ってシャワーやビデ、石鹸でしっかりと洗って清潔にするのが良いと考えがちですが、実はデリケートゾーンの洗いすぎは逆効果。ゴシゴシ洗いが摩擦となってかゆみを悪化させる場合があります。

また、お肌を守っている皮膚常在菌まで洗い流してしまいます。健康なお肌には善玉菌を中心に皮膚常在菌がバランス良く活動し、肌のバリア力が高まっています。しかし、洗いすぎで常在菌を落としてしまうと、善玉菌が減って悪玉菌が増え、バリア機能が衰えることでますます刺激に弱くなって、デリケートゾーンのかゆみを悪化させてしまうのです。

また、石鹸やボディソープの使用にも注意が必要です。一般的に石鹸は中性やアルカリ性が多いですが、膣周辺は弱酸性なのでアルカリ性で洗うとPHバランスが崩れてしまい、デリケートゾーンのかゆみを引き起こすことがあります。

デリケートゾーンのかゆみへの対策

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気になりだしたら我慢できないデリケートゾーンのかゆみを改善するにはどうすれば良いか、対策方法をご紹介します。

デリケートゾーンのかゆみへの対策1:薬による対策

デリケートゾーンのかゆみが夜も眠れないぐらい気になる時、即効性のある専用軟膏を使うことは短期的には有効な方法です。ただし、かゆみの症状が良くなったと思って薬をやめると、かゆみがまたぶり返すことも。市販薬の中には感覚神経を麻痺させてかゆみを感じにくくする目的で麻酔成分が入っている場合があるので、長期的に使い続けるのはリスクがあります。

また、薬を塗ることで、デリケートゾーンにすむ悪玉菌を退治できますが、同時に善玉菌の力までも弱めることになり、根本的な解決策にはならないので注意が必要です。薬の効果はあくまでも一時的なものであると心得た方が良いでしょう。

なお、薬を塗ることによる対策は外陰部にかゆみがある場合には有効ですが、膣内部の感染症がかゆみの原因となっている場合には、感染症を治療する必要があるので、皮膚科ではなく婦人科を受診することをおすすめします。

デリケートゾーンのかゆみへの対策2:下着などの見直し

下着の素材や締め付け具合によっては通気性が悪く、肌に刺激を与えてデリケートゾーンのかゆみやかぶれを引き起こすことも。化学繊維を使った下着、ガードルや補整下着、ビキニタイプなど締め付けの強い下着は避けて、綿や絹など肌に優しい天然素材を使った下着や締め付け感の少ない下着に替えてみましょう。

また、蓄熱素材のタイツやパンツもかゆみを感じやすくなるので、避けた方が良いでしょう。

デリケートゾーンのかゆみへの対策3:洗う回数を減らしてみる

デリケートゾーンのかゆみ改善のために、一日に何度でもきれいに洗いたくなりがちですが、先ほども説明したように、洗いすぎは肌に悪い悪玉菌だけでなく、肌に良い善玉菌も減らすことになるので要注意。

毎日頻繁にデリケートゾーンを洗っていた方は一日一回程度に減らすことをおすすめします。デリケートゾーンはまぶたと同じぐらい皮膚が薄いのでこすりすぎはNG。やさしく洗うようにしましょう。熱すぎない、ぬるま湯のみで洗うのが望ましいですが、洗浄剤を使う場合は弱酸性のものを選ぶようにしてください。

デリケートゾーンのかゆみへの予防

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デリケートゾーンの気になるかゆみを防ぐには、日頃からの生活習慣を見直すことが効果的です。

デリケートゾーンのかゆみへの予防1:免疫力をつける

健康の源は、やはり食事・運動・睡眠。デリケートゾーンも例外ではありません。日頃の生活習慣を見直して体全体の免疫力をアップさせることが大切になってきます。免疫力をつけることで、デリケートゾーンも含めて皮膚のバリア機能を高め、かゆみの症状が起こりにくい体質に導きます。

【食事】
食事面では、香辛料やカフェインなど刺激の強いものを摂りすぎると、かゆみが増す恐れが。逆に積極的に食べたいのが、粘膜を強化すると言われているオクラやモロヘイヤ、山芋などのネバネバ食品や、免疫力を高めるとされる舞茸やしめじなどのキノコ類です。

また、特に40代を過ぎて更年期になると、女性ホルモンの減少に伴って肌を潤す力が不足して、乾燥によるかゆみがデリケートゾーンに起こりがちです。大豆に含まれるイソフラボンがデリケートゾーンのかゆみをはじめとした更年期の症状をを和らげると言われているので、豆腐や豆乳、納豆、味噌などを摂ると良いでしょう。そしてヨーグルトもおすすめ。乳酸菌が豊富で免疫力を高めたり、体内の善玉菌を増やす働きがあるので積極的に摂りましょう

【運動】
座り仕事など同じ姿勢で長時間過ごしている人は要注意。座ることで外陰部がいすにずっと当たっていると、擦れたり蒸れたりの状態が続くため、刺激でかゆみや炎症が起こりやすくなるだけでなく、全身の血流を滞らせてしまいます。時間を決めて立ち上がるなどして、足腰を動かすようにしましょう。

【睡眠】
仕事や家事、子育てなどに追われて毎日が忙しいのに加えて、このコロナ禍によるストレスの影響から「睡眠時間が短い」「寝付けない」「夜中に目が覚める」といった睡眠トラブルを抱える人が増えています。睡眠不足になると免疫力が低下したり、皮膚や粘膜の新陳代謝が悪くなって、デリケートゾーンのかゆみも起こりやすくなります。

朝は毎日できるだけ同じ時間に起床する、太陽の光を浴びて睡眠ホルモンであるメラトニンを作るもととなるセロトニンを体内に取り込む、夜寝る前に携帯やスマホを見ないなど、快眠を促すよう生活習慣を整えましょう。

デリケートゾーンのかゆみへの予防2:清潔な下着を着用する

同じ下着を長期間使用しているうちに、洗濯しても下着の繊維の内部に悪玉菌が付着して残っている可能性があります。デリケートゾーンのかゆみに悩んでいる時は悪玉菌が優勢になっているので、古い下着をはくことで余計に刺激を与える恐れが。古くなった下着は捨てて、こまめに新しい下着に替えてください。

また、デリケートゾーンの通気性を良くするためにスカートを履くようにする、スキニーなどタイトなパンツスタイルは避けるようにするなど、衣服にも気をつけると良いでしょう。

デリケートゾーンのかゆみへの予防3:皮膚常在菌のバランスを整える

ヒトのデリケートゾーンには、腸と同じようにさまざまな菌がすみついています。中でも「デーデルライン桿菌(かんきん)」は女性の膣を守ってくれる大切な善玉菌。膣内で乳酸菌を作り出して酸性に保つことで、雑菌や細菌の侵入を防ぐバリア機能の役目を果たしています。

ところが「デーデルライン桿菌」はとてもデリケートで、ストレスや過労、抗生物質の服用などにより減少してしまいます。特に、40代を過ぎると女性ホルモン分泌の減少に伴って、デーデルライン桿菌による膣内での乳酸菌の生産も少なくなり、悪玉菌が繁殖しやすい状態に。また、善玉菌の数も加齢とともに減少するので皮膚常在菌のバランスも乱れやすく、皮膚や粘膜のバリア機能が損なわれるので、デリケートゾーンの乾燥やかゆみを招いてしまうのです。

デリケートゾーンの乾燥やかゆみを根本的に防ぐには、善玉菌を増やして、皮膚常在菌のバランスを整えてあげることが有効なのです。薬を使わずに常在菌のバランスを整える方法があるの?とお思いの方に、私たちがおすすめしたいのが、肌のバリア機能を高めてすこやかな酸性の状態にする『ママ&ベビーケアクリーム』です。

ママ&ベビーケアクリーム』は1本に約7500億個もの乳酸菌(善玉菌)を配合。デリケートな肌になじみやすいヒト由来の乳酸菌で、塗ることで肌の善玉菌を増やしてバリア機能を高め、デリケートゾーンのかゆみやニオイなどを抑えてくれるのです。それにセラミドやシロキクラゲをはじめとした自然由来の美容保湿成分もたっぷりで、パラベンや着色料などは不使用なので安心です。

しかも、『ママ&ベビーケアクリーム』が使えるのはデリケートゾーンだけではありません。ガサガサしがちな膝や肘、頻繁な手洗い・消毒で荒れてしまった手指に、化粧水後の美容クリームや、赤ちゃんのおむつかぶれなど、顔にも全身にも塗って皮膚常在菌を整えることで肌をすこやかにできるのです。購入者のリピート率は9割を超えており、塗り続けることで効果を実感いただける自信のスキンケア商品なので、ご興味のある方はぜひお試しください。

粘膜の痒み・炎症については、粘膜に塗りたくなりがちですが、痒みや炎症が起こっている状態で塗ると、ヒリヒリする可能性が高いため、ママ&ベビーケアクリームについては、粘膜周辺に塗って頂き、そこから皮膚常在菌のバランスが整えて頂くことがおすすめです。

まとめ

デリケートゾーンのかゆみは、若い人だけでなく40代以降も悩む方が増えてくるようです。デリケートゾーンをゴシゴシ洗いすぎず、着用する下着や生活習慣にも気をつけながら、デリケートゾーンまわりの皮膚常在菌のバランスを整えるなどこれまでになかったケアをしていくことが大切です。

著者
こころからだあんしん マガジン編集部
こころからだあんしん マガジン編集部
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