【スタッフコラム】vo.2 誰も教えてくれない産後の話

 

こんにちは。前回に引き続き2回目となりました。(前回のコラムvo.1 私の気持ちと豚キムチ)

 

妊娠すると身近な先輩ママにいろいろなアドバイスをもらうと思います。 もちろん、私も妊娠中は周りの先輩ママさんたちにいろんな話を聞きました。
それでもいざ自分が出産を終えて思ったのは「こんなの誰も教えてくれなかった・・!」ということばかり。

ということで、これから出産を控えている妊婦さんのためになるような、ならないような話をしたいと思います。

自分の親や兄弟との関わりが薄かった私は、自然と自分の家庭を持つことにとても憧れるようになりました。

上の子を妊娠した時はすごく嬉しくて、妊娠中はまるで走馬灯かのように妊娠〜出産、子育ての様子を頭の中で思い浮かべては幸せな気持ちになっていました。その中でも出産直後の妄想は捗ります。

無事に赤ちゃんを産んだあと、息を切らしながら赤ちゃんを抱っこして「あぁ・・かわいい」なんて幸せなんだろう・・という満たされた気持ちになる。そして長い陣痛を乗り越えた後は赤ちゃんとの穏やかで優しい時間・・

今でもこれは私の理想です。
しかし現実は違いました。

無事に赤ちゃんを産んだあと、息を切らしながら 赤ちゃんを抱っこして(あ・・あれ・・?赤ちゃんって生臭いな・・お水の中に いたから当たり前か・・でもかわいいな・・)

シュミレーションしすぎたせいか、匂いにまで気が回ってしまいました。

誰も教えてくれない産後の話
《その1.赤ちゃんは生臭い》
(※ちなみに私は匂いにはかなり敏感です・・)

そして、束の間の赤ちゃんとの時間を過ごしたら赤ちゃんを助産師さんに返します。

助産師さん「では、胎盤を出しましょうねー」

誰も教えてくれない産後の話
《その2.胎盤を出す》

赤ちゃんを産むことしか考えていなかった私は胎盤を出すという助産師さんのセリフに強烈な不安を抱きました。
胎盤を出すって何事・・!!!

陣痛でいきむような要領で胎盤もお腹に力を入れていきんで出します。もうわけがわからないので言われるがまま胎盤も無事出産です。

そして私も赤ちゃんもそれぞれの処置を終え自室へ戻ります。 ここからはもう落ち着いて一安心・・というわけにはいきません。
長い陣痛を乗り越え出産を終えると、今度は子宮が元に戻るために収縮を繰り返します。

ちなみに、陣痛の痛みも子宮の収縮から起こるので、同じような痛みが 赤ちゃんを無事に産んだ後も続くのです。この”後陣痛”というものを私はその時 に知りました。出産って本当に一大事!!!(気付くのが遅い)

誰も教えてくれない産後の話
《その3.後陣痛というものがある》

後陣痛は個人差があり、二人目、三人目の方がひどくなるようですが、この後陣痛が地味にきつくて産後なかなか休むことができませんでした。

このように出産はあんなに妄想を繰り返しても分からない・知らなかったことだらけでした。今はもう未来を妄想してニタニタする暇もなく、日々の出来事 を忘れないようにすることで精一杯な毎日ですが、妊娠中も産後も自分の大切な子供のことを考える時間はいつでも幸せな気持ちにしてくれますね。

と、お後がよろしいようで。

《追記》
今になって思うことですが、あの大きなパンツ(産褥パンツ)を履いたこともなかなかの体験だったなぁと思います。

著者
こころからだあんしん マガジン編集部
こころからだあんしん マガジン編集部
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