妊活を経て、待望の赤ちゃん。
順調に育ってると思っていたけど、産婦人科の先生に『血圧が高いですね。このままでは妊娠高血圧症候群のリスクがあるので、食事制限しましょう。』と言われてしまいました。
これは私の姉が実際に言われた言葉です。
よくよく聞くと、足から手もパンパンにむくんでいるとのこと。
そこから毎日減塩を意識した食事を始めていましたが、塩分を控えれているのか?ちゃんとこれでむくみもひいてくるのか?よくわからない日々が続きましたが、姉なりに頑張ってたようです。
さぁこれで注意される事ないだろうと病院の検査の日。
期待していたものの、高血圧は変わらず、病院にもかなり厳しく忠告をされることに・・・。
中には同じような悩みを持っている人が、いらっしゃるのではないでしょうか?
目次
気をつけたい妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)とは?
妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)はどんな疾患なの!?
妊娠高血圧症候群とは、妊娠前から元々高血圧である、もしくは妊娠20週以降に高血圧を発症し産後12週までに正常に戻る場合の症状のことをいいます。
また、近年では妊娠中毒症とは呼ばず、タンパク尿やむくみのみでは妊娠高血圧症候群とは診断されなくなりました。
つまり、高血圧自体がとても危険性があるため、産院では血圧コントロールがとても重要だと言われるようになりました。
妊娠34週未満で発症してしまうと早期型と呼ばれ、重症化しやすくなるため注意が必要です。
重症化してしまうと、赤ちゃんにも影響を及ぼすといわれているためお腹に赤ちゃんがいるお母さんは注意したいですね。
妊婦さんの内どれくらいの人が妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)になっている?
ベビー用品で知られるコンビの調査によると、妊娠高血圧症候群と診断された方は全体の約6%でした。診断はされていないけれど注意を受けた方は全体の約20%にも及びました。
どんなひとがなりやすい!?
妊娠高血圧症候群の原因ははっきりと分かっていません。しかし、発症しやすい方の傾向はあるようです。
- 35歳以上、または15歳未満
- 初めて妊娠した方
- 肥満体質にある方
- 過去に妊娠高血圧症候群になった方
- 多胎妊婦の方(双子など)
妊娠高血圧症候群の予防・対策方法とは!?
妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)の症状は?
妊娠高血圧症候群の主な症状は高血圧や尿蛋白です。
しかし、他にも自覚症状として以下のようなものが挙げられています。
- 急な体重増加
- むくみ
- 目の前にチラチラ何か見える(目の閃光感)
- 手足のしびれやこわばりなどの症状
- 腎臓の機能低下
- 子宮の収縮(お腹の張り)
- 頭痛
- 倦怠感
- 眠気
原因がはっきりと分かっていないため確実な予防法がないのですが、重症化すると赤ちゃんにも影響が及んでしまいます。
少しでも気になる症状があらわれたら、ちいさなことでも担当の先生に相談するようにしましょう。
重症化してしまうとどんな症状が出る!?
ちなみに、重症してしまうと血圧上昇、蛋白尿に加えてけいれん発作(子癇)、脳出血、肝臓や腎臓の機能障害、肝機能障害に溶血と血小板減少を伴うHELLP症候群などを引き起こしてしまうことがあります。
赤ちゃんにどんな影響を与えるの!?
また赤ちゃんへの影響は、発育が悪くなる胎児発育不全、胎盤が子宮の壁からはがれて赤ちゃんに酸素が届かなくなる常位胎盤早期剥離、赤ちゃんの状態が悪くなる胎児機能不全、場合によっては赤ちゃんが亡くなってしまう(胎児死亡)ことがあります。
妊娠高血圧症候群でお母さんと赤ちゃんは大変危険な状態となることがあるのです。
引用元:日本産科婦人科学会
減塩と体重管理で予防しましょう
妊娠高血圧症候群の予防・対策の基本は減塩や高ビタミン、高たんぱく食摂取などの食事管理や体重管理です。
塩分や食事のバランスを調節し高血圧管理や体重管理を行います。
重症化した場合は入院が必要になり、安静、食事制限、血圧を下げる薬の投与、点滴などを行います。
実際に妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)になった方の声をまとめました
私はこんな症状が出ていました!
私も妊娠高血圧症候群でした。食べる量や塩分も控えてるのに突然体重増えたりし血圧上がったりして大変でした・・
入院しても高血圧がよくならなかったので帝王切開で産みました!入院していた方が安心だからよかったです。出産後の血圧は正常です。
二人出産してどちらのときも妊娠高血圧でした。突然太ってしまって、体調も優れなかったです。後期に入ってから出産までは入院して過ごしていました。
食事や体重管理には気をつけていたけれど後期になってから高血圧と尿酸値があがってしまいました。念のため大学病院にうつりましたが、無事に出産しました。
私はこうして予防・対策していました!
粗食!減塩!そして自宅でも血圧測定していました。
むくみがひどいときは医療用の弾性ストッキングを履いていました。
とにかく食事は塩分少なめで!あっさりめの味付けにとポン酢をつかうひとがいるけど、塩分多いので注意ですよ・・!
夜寝るときは足を高くして寝ていました。体内から改善したい場合はむくみを解消するカリウムのサプリが◎
切迫になってしまい動けなかったので糖尿病食を宅配してもらっていました。自分でつくる方は糖尿病の方向けのレシピが参考になると思います!
妊娠高血圧症予防のために考えられたサプリ
妊娠高血圧症候群の予防にはカリウムの摂取はとても重要です。また、体内の塩分を排出する効果のあるカリウムはサプリメントなどで摂取することをおすすめします。
むくみは高血圧症候群になる兆候!?
むくみは、妊娠高血圧症候群の症状で多くみられるもの。
実際に妊娠高血圧症候群と診断されたり注意を受けた方の中には、「食事の塩分を控えめに」と指導された方は多いのではないでしょうか。
体内の塩分と水分量は均一のバランスで保たれています。
そのため、塩分を多くとってしまうことで体内の水分量も増えてしまいます。
結果、余分な水分が体にたまってしまいむくみの症状を感じることになります。
また、体内の塩分はカリウムという成分と一緒に排出されるため、むくみの症状を改善したいときはカリウムを積極的に摂るとよいでしょう。
食生活だけでは、むくみを解消できない!?
厚生労働省発表の1日のカリウム摂取目標はなんと2,600mgです!
しかし、国民栄養調査結果によると、日本人女性のカリウム平均不足量は300〜600mgとかなり足りていないことが明らかになっています。
また、むくみの症状に悩んでいる方は平均量よりもさらに不足している方も多くいます。
カリウムを多く含んでいることで知られるバナナも1日に約5本食べなければじゅうぶんなカリウムを摂ることはできません。
妊娠中、食べ過ぎて太ってしまうのもよくないですよね。
そんな方におすすめなのが1袋にバナナ約60本分のカリウムが含まれたサプリ『こころからだあんしん葉酸 むくみ対策』です。
そんな方に、こころからだあんしん葉酸むくみ対策
こころからだんしん葉酸むくみ対策は、実際にむくみに悩む妊婦さんのために開発されたもの。
食事から摂るカリウム量が考慮されており1日分で700mgのカリウムを摂ることができます。
また、こころからだあんしん葉酸にはカリウム以外にもビタミンCやB、E群、葉酸など妊娠維持に必要な栄養素も多く含まれているため、つわりなどで必要な栄養を摂取できない人にもおすすめできるサプリです。
実際にご愛飲している方の声です。
『飲み始めて数日で、トイレの回数や量が増えて、余分な水分が排出されていることが実感できました!』
『むくみによる痛みで座っているのでさえキツかったのに、今は自由に外出も楽しめます!』
食事管理や減塩でお悩みの方はぜひこちらの公式サイトをご覧ください!
まとめ
妊娠高血圧症候群の症状は自分では分かりにくいものですが、重症化してしまうと母子ともに危険な状態に陥ることになります。
ちいさな症状でも見逃さないようにしましょう。
また、毎日の食事管理にあわせて手軽にとれるサプリメントで妊娠継続に必要な栄養素や、体内の塩分を排出するカリウムを手軽にとれるサプリメントを利用してみることをおすすめします!