【スタッフコラム】うれしたのし里帰り出産!?<デメリット編>

妊娠がわかって、まず考えなくてはならないこと。
それは『どこで産むか』ということ。

産婦人科には事前の分娩予約というのが必要で、産まれるのはまだまだ先でも里帰り出産するかどうかは、早い段階で決めなくてはなりません。私は3人の子供がいるのですが、2人目までは実家からは新幹線で2時間半ほどの距離に住んでおり、迷わず里帰り出産を選びました。(3人目の時は近所に引越ししました)

母はとても子供想いで体力もあり、母自身里帰り出産を強く希望していましたし、夫も仕事が忙しく里帰り出産には大賛成でした。

受け入れ体制もバッチリで臨んだ、里帰り出産!!でも、理想と現実にはギャップがありました。
『実家に帰れば楽!』『ノンストレスで出産できる!』というのは、私の大きな勘違いだったのです。

里帰り出産デメリット1:妊娠中の移動がきつい

1人目は、ぎりぎりまでねばって予定日3週間前に帰省。新幹線で2時間半の距離ですが、大きなお腹で長時間座っているのは、思った以上に体に負担がかかります。お腹が張ったり気分が悪くなったり。無理がたたったのか、帰省翌日に破水してしまい、予定日よりも3週間早い出産となってしまいました。

そして2人目は、予定日1ヶ月半前に帰省。無事に帰省しましたが、それでも体にかかる負担はとても大きく、もう二度と大きなお腹で長時間移動はしたくない!と思いました。

里帰り出産デメリット2:夫を呼ぶタイミングが難しい

計画分娩でない限り、いつ出産になるか、妊婦自身もわかりません。遠方の場合、まだ産まれなさそうなので一旦仕事に戻ってというわけにはいかず、仕事を休んでもらうことになります。我が家は立ち会い出産を希望していたため、遅すぎず、かつ早すぎないタイミングで夫に来てもらうのがとても難しかったです。遠方だと、立ち会えない可能性もあると思っておいたほうが気が楽です。

里帰り出産デメリット3:いつ産まれるの?のプレッシャーがきつい

母も仕事をしていたため、休みをとるとらないの関係もあって、予定日が近づくと「いつ産まれるの?まだかかりそう?」と何度も聞かれて困りました。前駆陣痛もあり、自分自身不安な気持ちでいっぱいなのに、プレッシャーを感
じてしまい。何度も喧嘩になったのを覚えています。笑

里帰り出産デメリット4:夫が赤ちゃんに会えない

産後、仕事に戻らないといけない夫。1 日中見ていても飽きない赤ちゃんと離れる寂しさは大きかったと思います。私は産後1ヶ月すぎまで実家でゆっくりさせてもらっており、週末の度に新幹線で会いに来てくれてはいましたが、毎日会えないのはやっぱり可哀想ですよね。

里帰り出産デメリット5:自分のリズムが崩れる

産後は特に、ホルモンバランスも崩れ、睡眠不足からもすぐにイライラしてしまいます。母親に言われた一言になぜかイラッとしてしまったり、日頃気にならない部屋の細かいところが気になったり。私のように一人暮らしが長い人は、自分のやりかたでやれないこと、自分のリズムで過ごせないことに、思った以上のストレスを感じてしまうかもしれません。自分の体がだんだん楽になってきたら、1日でも早く帰りたいと思ってしまっていました。

里帰り出産デメリット6:帰宅後の生活になかなか慣れない

自宅に帰ったら、居心地は最高!!ですが、産前産後あわせて2ヶ月以上、家事も育児も手伝ってもらっていたわけです。はい今日から全部自分で、となっても正直体が追いつかないのが現実。赤ちゃんが泣いたら授乳して、一日中抱
っこし続ける毎日でした。気がつけば夕方になっていて、掃除も洗濯も夕ご飯の準備さえもできていない日も多く、精神的にもかなり追い込まれました。実家でゆったり甘えてしまい、自宅に戻ってからの生活のイメージがわいていなかったため、事前準備が足りなかったなぁと反省でした。

デメリットも多く感じましたが、それでも2人目も里帰り出産を選んだのはメリットも大きかったから。里帰り出産してよかった!と心から思っています。母には本当に感謝です。

(里帰りのメリットは、次のコラムに続きます。)

著者
こころからだあんしん マガジン編集部
こころからだあんしん マガジン編集部
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