風疹 ワクチン 感染予防

妊娠時のママの健康がお腹の赤ちゃんに影響を与えることがありますが、特に注意したいのが妊娠中の風疹です。妊婦さんが風疹にかかると、これから生まれてくる赤ちゃんに先天異常が生じる可能性があります。そこで今回は、妊娠中の風疹や対策についてお伝えします。

■風疹とはどんな病気?

風疹は風疹ウイルスにより感染する病気です。風疹にかかると、2~3週間の潜伏期間を経たのち、発熱や全身に発疹、あご周りのリンパ節の腫脹がみられるようになります。なお、春から初夏にかけてが、風疹の流行時期となります。風疹は、まれに脳炎や血小板減少性紫斑病などを併発することがありますが、多くが予後の良好な病気とされています。一方で、注意したいのが妊娠中の風疹にかかったときです。

■風疹ウイルスが赤ちゃんに与える影響

妊娠中に風疹にかかると、お腹の赤ちゃんの健康に次のような影響を与える可能性が分かっています。妊婦さんの風疹ウイルスにより、お腹の赤ちゃんに先天異常が現われることを先天性風疹症候群と呼びます。具体的な先天異常は以下のものがありますが、障がいが1つであったり、複数であったりするケースがあります。
・心臓の奇形
・難聴
・白内障
特に、妊娠中の風疹ウイルスの感染時期が早いほど、赤ちゃんに先天異常が生じる可能性が高くなります。一方で、妊娠20週以降に風疹にかかっても、お腹の赤ちゃんへの影響はほとんどないとされています。

■妊娠中の風疹対策

風疹はワクチンによって予防することができる病気です。これから妊娠を考えている人は風疹の予防接種を受けるようにしましょう。また、風疹の予防接種を考えている場合はパートナーも一緒に受けてもらうことが大切です。というのも、現在20代以降の男性では、風疹のワクチン接種を受けていない人が多いためです。すでに妊娠している人は、妊婦健診にて風疹の抗体があるかどうかを血液検査で確認するこができます。検査結果で風疹抗体が低かった場合は、人ごみを避けたり、手洗いうがいなどの感染予防行動をしっかり行うようにしましょう。

■まとめ

妊娠初期に風疹にかかると、難聴や心臓の奇形などお腹の赤ちゃんに障がいが生じる可能性があります。妊娠前からワクチンなどの健康管理を行い、風疹を予防していきたいですね。